パスポートサイズのトラベラーズノートのゴムが摩耗で千切れそうになってきたので、久しぶりにカバー部分にある錫製の金具を外し、ゴムとしおりを付け替えました。
まずは切れかけたゴムをハサミでカットして取り外し、カバーだけの状態にしたので「ラナパー」を塗りました。細かな傷なども目立たなくなるし、トラベラーズノートのメンテナンスの基本みたいなアイテムでお気に入りです。
次に、以前買った「リペアキット」から、似合いそうなゴムを選ぶことにしました。
リペアキットにはさまざまな色のゴムが付属しているので、交換の際に新しい色に変えて気分をリフレッシュするのもオススメです。
まずはオレンジとグリーンのゴムを試しました。何度もクリームを塗ったことで、オリーブのTNPはほぼブラウンに見えますが、グリーンのゴムとの組み合わせが気に入ったので、この色を選びました。
カバーだけの状態でゴムを通します。穴が2ヶ所、上下に切り込みがあるので、まずは穴にゴムを通し、その後に切り込みにゴムをセットします。
金具の穴にゴムとしおりを通します。片方の穴には「ゴム」と「しおり」を一緒に通します。次にゴムと紐を一度に結びます。
自分はこんな感じで縛りました。この状態でキツく結びます。軽く結ぶとゴムとしおりが中に入っていかないので、グッと力を入れるのがポイントです。
金具が緩い場合はハンマーなどで叩いて固定すると、しっかりとした仕上がりになります。
公式サイトでは、ハンマーで叩く方法が紹介されていますが、布で金具を包んでからペンチで挟むやり方もあります。ただし、どちらの方法でも、金具を傷つけないように注意が必要です。錫は柔らかく、傷がつきやすい素材なので、慎重に作業してください。
金具からはみ出たゴムと紐をハサミなどでカットします。この時、間違えてカバー側のゴムを切らないようにしてくださいね。
金具から、ゴムや紐が飛び出て気になる場合ですが、自分は先の尖った工具などで、ゴムやしおりを少し中に押し込んでます。こうすることで、飛び出たゴムが目立たなくなり、見た目がすっきりします。
内側を見ると、こんな感じです。しおりの先端にはチャームを取り付けました。これで完成です!
グリーンのゴムがアクセントになって可愛い仕上がりになりました!トラベラーズノートの金具やゴムの交換って、時間もかかるし、ゴムの締め具合などが難しく、失敗したこともありますが、自分でゴムを交換すると愛着が増しますし、頑張って交換する価値があると思います。
トラベラーズノートって、こうやって修理したりカスタムすることで、新鮮な気持ちで使えるのが魅力です。今回、ゴムを変えたタイミングでリフィルも新しいものを使うことにしました。
これでまた、明日からトラベラーズノートライフが楽しくなりそうです。ワクワクします🙌それじゃ!また!